数年前、いくつかの大規模な米国の大学フットボールチームが、豪華なロッカールームやトレーニング施設にデジタル要素を取り入れ始めました。そして現在では、各選手のロッカーやスペースの上にデジタルサインを設置することが、新築や改装の標準となっているようです。これは、ミシガン大学のために建設された1,400万ドルの新施設です。他の大学フットボールプログラムと同様に、選手の名前や背番号を表示するカスタムスクリーンを設置しています。この施設には、大きなスクリーンが至るところに配置されているほか、ゴルフシミュレーター付きのラウンジ、施設内の理髪店、さらにはボウリング場まで備えています。少々やりすぎに感じるかもしれませんが、18歳前後の影響を受けやすい若者たちを一つの学校に引きつけるためには、コーチングの質やプレースタイルと同じくらい、この「ワオ・ファクター(驚きの要素)」が決め手になるかもしれません。別の有名なフットボールプログラムであるネブラスカ大学も、新たに施設をオープンしました。この施設のロビーには、キャンパス外からも見えるタイムズスクエアサイズのLEDビデオディスプレイが設置されています。この施設はネブラスカフットボールチームの新しいトレーニングホームであるだけでなく、全22のスポーツに対応する学生アスリートの食堂や学習センターとしても使用されています。総額は1億6500万ドルに上ります。米国の大学ではフットボールプログラムが最も多くの観客を集め、収益も多いため、男性フットボールプログラムがこうした豪華な施設を手に入れることが多いです。しかし、すべてのケースがそうではありません。これは、過去4年間で全米タイトルを獲得したオクラホマ大学女子ソフトボールチームの新しいロッカールームの写真です。これは、ソリューションプロバイダーやインテグレーターにとって興味深い分野です。大学やチームは非常に多く存在し、トップクラスの学生アスリートをリクルートするために豪華な施設が役立つなら、喜んで資金提供を行う卒業生も多いようです。※このコンテンツは海外動向を日本向けに紹介するためにSIXTEEN:NINEが2024年9月13日に公開した記事を引用し転載しています。